皆さんこんにちは!
合同会社Forest山田です!
~人手不足~
林業は、山や森林を守り、木材を生産し、地域の自然環境を支える大切な仕事です。住宅や家具、紙、建材、バイオマス燃料など、私たちの暮らしの中には木材を使ったものが数多くあります。その木材を生み出す出発点にあるのが林業です
しかし現在、林業の現場では大きな課題があります。その一つが、人手不足と担い手不足です。
森林は、放っておけば自然に保たれるものと思われがちですが、実際には適切な管理が必要です。木を植え、育て、間伐し、伐採し、また植える。この循環があってこそ、健全な森林が維持されます。ところが、その作業を担う人材が不足している地域が増えています。
林業の仕事は、自然の中で行われます。山の斜面を歩き、木を伐り、枝を払い、丸太を運び、重機を操作し、森林の状態を確認します。天候や地形の影響を受けやすく、平坦な工場や倉庫で行う仕事とは違った厳しさがあります。
夏は暑く、冬は寒く、雨の日には足元が滑りやすくなります。山の中では携帯電話の電波が弱い場所もあり、機械や車両の移動も簡単ではありません。こうした環境の中で、安全に作業するには、体力だけでなく、経験と判断力が必要です
そのため、若い人材が簡単に入りやすい仕事とは言えない面があります。「きつそう」「危険そう」「収入が安定しなさそう」というイメージを持たれ、就職先として選ばれにくいこともあります。
林業では、長年現場を支えてきたベテラン作業員が多く活躍しています。山の地形を知り、木の状態を見極め、安全な伐倒方法を判断できる熟練者は、林業にとって非常に大切な存在です。
しかし、担い手の高齢化が進むと、現場作業を続けることが難しくなる方も増えていきます。体力を使う作業が多いため、若い人材への技術継承が進まなければ、地域の森林管理が滞る可能性があります。
林業の技術は、一朝一夕で身につくものではありません。木の倒れる方向を読む力、チェーンソーの扱い、重機の操作、作業道の整備、斜面での安全確保など、実際の現場で経験を積みながら覚えることが多くあります。
だからこそ、ベテランの知識や技術を次世代へ引き継ぐことが重要です
林業には、多くの魅力があります。自然の中で働けること。地域の森林を守れること。木材という資源を生み出せること。自分の仕事が環境保全や災害防止につながること。機械や重機を使ったダイナミックな作業があること。
しかし、その魅力が若い世代に十分伝わっていない場合があります。
林業というと、昔ながらのきつい仕事という印象を持たれることもあります。しかし近年では、高性能林業機械の導入、ドローンによる森林調査、ICTを使った管理、作業の効率化など、現場も少しずつ変化しています
林業は、自然と向き合う仕事であると同時に、技術や機械を活用する仕事でもあります。この新しい林業の姿を発信していくことが、担い手確保には欠かせません。
林業に未経験者を迎えるためには、教育体制が重要です。山の現場は危険を伴うため、いきなり難しい作業を任せることはできません。
チェーンソーの基本、安全装備の着用、伐倒作業の手順、危険木の見分け方、重機の周辺での動き方、作業中の声かけ、緊急時の対応など、基礎から丁寧に教える必要があります。
特に林業では、安全意識が非常に大切です。木は倒れる方向を誤ると大事故につながります。斜面での作業や重機作業も危険があります。だからこそ、技術だけでなく、安全を最優先にする文化を育てることが必要です⚠️
未経験者が安心して成長できる環境があれば、林業に挑戦する人も増える可能性があります。
人手不足を解決するには、採用するだけでなく、長く働き続けられる環境づくりが大切です。
林業は天候に左右されやすい仕事です。雨や雪、強風の日には作業が難しい場合があります。そのため、収入や勤務日数が不安定になりやすいという課題もあります。
また、山間部での仕事が多いため、通勤距離や移動時間が負担になることもあります。作業現場にトイレや休憩場所が少ない場合もあり、働く環境の整備が求められます。
若い人材や女性、異業種からの転職者を受け入れるためには、休憩環境、安全装備、勤務体系、福利厚生、キャリアアップ制度などを整えることが重要です
林業における人手不足は、単に一つの業界だけの問題ではありません。森林を管理する人が不足すれば、木材供給だけでなく、土砂災害の防止、水源の保全、生物多様性、地域環境にも影響します。
林業は、山を守り、地域を守り、未来の資源を育てる仕事です。
その大切な仕事を次世代へつなぐためには、若い人材への魅力発信、未経験者を育てる教育体制、安全な職場づくり、働きやすい環境整備が欠かせません✨
これからの林業には、昔ながらの職人技と新しい技術を組み合わせながら、持続可能な働き方を作っていくことが求められています。